PDF-FD療法とは
患者さんご自身の血液を利用したオーダーメイド療法で、採血した血液の中から成長因子を取り出して、凍結乾燥したのもを幹部へ注射する治療方法です。成長因子を用いて、患者さんに本来備わっている自己修復力を高めることを目的とした治療法です。
PDF-FD療法の流れ
step1 診察・検査|医師による診察を行います。患部の状態を確認した上で、PDF-FD療法の適正を判断します。
step2 採血|血液約45㎖を静脈より採血します。
step3 PDF-FDの作成|加工センターにて血液から成長因子を抽出し加工します。(約3週間)
step4 注入|患部に成長因子濃縮液を注入します。
step5 装具の装着|約6週間装具を装着します。
step6 診察|定期的に診察を行い経過を観察します。必要に応じてリハビリを行います。
PDF-FD療法のメリット
point1 手術不要・日帰りOK|当院で出来る採血と注射だけの治療です。
point2 自然な治療法|自己修復力を用いているので自然な形での修復が可能です。
point3 副作用のリスクが少ない|ご自身の血液を利用するのでアレルギー反応や副作用などのリスクが少ない治療方法です。
point4 何度でも使用可能|身体に優しい治療方法のため、くり返し何度でも治療を受けることができます。
PDF-FD療法のデメリット
point1 効果、持続期間に個人差がある|患部の血液の状態により効果や持続期間に個人差があります。
point2 注入まで時間がかかる|採血してから注入できるまで約3週間かかります。
point3 医療制度を受けられない|自由診療となります。社会保険や国民健康保険など、医療制度上の保険を利用して受けることはできません。
よくある質問
Q どれくらいで効果がでるの?
【効果の発現】
個人差がありますが、1ヶ月~3ヶ月の程度で効果を実感される方が多いようです。
【効果の持続】
個人差がありますが、効果は1年から2年程度持続する方が多いようです。
Q 治療にあたって注意することは?
- 成長因子濃縮液を注入した当日は患部を清潔に保ってください。
- 注射後数日間は長時間の運動や入浴、飲酒により痛みが強くなる場合があります。
- 注入後1週間ほどたちましたら、安静にしすぎることなく、可能な限り継続的にリハビリを行うことが望ましいです。
Q 治療がうけられない場合はある?
- 感染症検査で陽性反応が出た場合
(HIV,HBV,HCV,梅毒の検査を行います) - 頸椎の状態によってはPDF-FDが適していないこともあります。
受診時に医師にご相談ください。 - 年齢制限はありません。
Q 保険は使えるの?
- 自由診療となります。
- 保険適応外のため、高額用寮費制度対象ではありません。
- 医療控除の対象となる場合があります。
費用 143,000円(税込)
お支払方法:現金・クレジットカード
担当医師紹介
火曜日午前【完全予約制】※まずは遠藤医師以外の整形外科を受診し必要な検査等を行った後、遠藤医師の診察予約となります。お電話にてお問合せください。

脊椎、脊髄疾患について困っていること、不安に思っていることは遠慮なくご相談ください。セカンドオピニオンだけでも結構です。
患者さんにとって一番良い治療を考えていきたいと思っています。
遠藤健司医師 東京医科大学病院教授
外来担当医表
整形外科医師紹介

かない ひろし
金井 洋
院長
整形外科一般、脊髄、関節
東京医科大学卒
日本整形外科学会整形外科専門医

よしかわ こうじろう
吉川 光次朗
整形外科部長
整形外科一般、
北里大学卒
日本整形外科学会整形外科専門医

いしかわ しょう
石川 翔
整形外科一般
東京医科大学卒業
東京大学医学部附属病院初期臨床研修医
東京医科大学病院後期研修医

えんどう けんじ
遠藤 健司
整形外科一般、脊椎脊髄、骨粗しょう症、頸椎、腰椎、慢性疼痛
東京医科大学卒
東京医科大学病院整形外科教授
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会指導医

こやま たかし
小山 尊士
整形外科一般、足、関節
東京医科大学病院整形外科臨床准教授
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医

いわき たかひろ
岩城 敬博
整形外科一般、人工関節(股関節・膝関節)
東京医科大学八王子医療センター 助教・医長
日本整形外科学会整形外科専門医

かなざわ けい
金澤 慶
整形外科一般
金澤病院整形外科
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本内科学会認定内科医

つじ はなこ
辻 華子
整形外科一般
東京医科大学病院整形外科