概要
「質の高いリハビリテーション」を合言葉に、患者様一人一人に最適なリハビリテーションサービスの提供を心掛けています。
当院は地域に根差した病院であり、「地域と共に歩む開かれた病院」という病院理念のもと、静岡県東部(熱海・伊東・函南等)・神奈川県西湘地区(湯河原等)にお住まいの方々の、救急車の受け入れ直後から退院後の生活期に至るまでの幅広い時期に合わせたリハビリテーションの提供を行っています。
常に患者様を中心とした個々に適したリハビリテーションを提供すべく、チームアプローチの推進、専門性の追求、リスク管理への取り組みも含め、入院直後から退院後の生活を意識し、早期から近隣医療機関・施設・居宅サービス事業所との連携強化を図っています。
介護予防事業に関しても、熱海市とも協働し、介護予防教室や地域のサロンへの出張講座も実施しており、地域住民の方々の健康面でのサポートも行っています。 職員教育にも力を入れており、新入職員研修や科内勉強会の開催など、職員のスキルアップに向けた教育体制も充実しています。
施設基準
病床 | 急性期、回復期、地域包括ケア 計144床 |
対象 | 入院・外来・訪問リハビリ |
施設基準 | 脳血管等リハⅠ |
廃用症候群リハⅠ | |
運動器リハⅠ | |
呼吸器リハⅠ | |
スタッフ数 | PT31名、 OT16名、 ST2名、 助手1名 計50名 |
広いスペースと窓に面した明るいリハビリテーション室。ドライブシュミレーター等、特殊な道具も用意しています。
リハビリテーション室:面積:315m2(ST室=8.5m2×3室含む)
取得ライセンス一覧
当院のリハビリテーションスタッフたちが取得しているライセンスです。それぞれ、専門性を活かしたリハビリテーションを実施しています。
※当院の職員の中に該当ライセンス所持者が1名以上いるもの
各種認定資格
- 認定理学療法士(脳血管)
- 介護予防推進リーダー
- 地域ケア会議推進リーダー
- 地域リハビリテーション推進員
- がんリハビリテーション
- 協会指定管理者 (初級) (上級)
- 身障スポーツ指導者 (中級)
- BLSインストラクター
- 福祉住環境コーディネーター2級
- 回復期リハ病棟 セラピストマネージャー
- 高齢者対応住宅相談員 他
リハビリ内容
リハビリテーションの各療法の役割
理学療法(士)
理学療法(士)は運動療法による筋力強化、関節可動域の改善、協調性改善等の身体機能に対するアプローチや、温熱・光線・電気などの物理療法による疼痛の軽減・循環の改善を図ることにより、基本動作や日常生活活動を行いやすくなるように援助させていただきます。
作業療法(士)
作業療法(士)は作業活動を用いて、諸機能の回復・維持、精神機能の活性化を図ります。又、書字・食事・更衣などの身の回り動作や家事動作訓練を行い、家庭や社会に戻っても困ることがないように実践的な方法を身につける援助を行ないます。
言語聴覚療法(士)
言語聴覚療法(士)は病気や事故などで、言葉によるコミュニケーションが困難になった方に言語機能の回復を促す治療を行ないます。また、食べ物などの飲み込みが困難な方には摂食・嚥下療法で回復の援助を行います。
関連事業
自動車運転支援
健康コミュニティ
熱海市総合事業〈介護予防普及啓発事業〉
熱海市からの委託事業で、腰、股関節、膝関節に痛みのある地域の皆様を対象に、各個人に合わせた体操、自宅で行えるトレーニング指導を行い、日常生活を快適に過ごせるよう支援する活動です。
【対象】脊柱管狭窄症や変形性関節症などの関節疾患がある、又は人工関節がある65歳以上の熱海市民
他部門連携・委員会活動
カンファレンス
主治医、リハビリスタッフ、看護師、医療相談員、管理栄養士が集まり、1人の患者様のご希望や、今後の目標、どのような治療計画を立てていくかを話し合います。結果は「リハビリテーション総合実施計画書」として患者様やご家族様に説明させて頂きます。
1ヶ月に1回カンファレンスを行う他、退院後の生活やご希望に合わせて目標を見直し、より良い退院の形を模索していきます。
採用情報
リハビリテーション科では一緒に働く職員を募集しています。当院は若手職員が多く、活気のある和やかな雰囲気の職場です。研修制度も充実しており、優しく丁寧な指導を受けることができます。各種専門資格を有している職員も多いため、ジェネラリスト・スペシャリストを目指していくことも可能です 。
詳しくは採用サイトよりご確認ください。