通常のマンモグラフィでは白く映る乳腺ですが、がんを含めたしこりも白く映るため、デンスブレストのように乳腺濃度が多く密集していると、発見しにくくなる傾向にあります。
※熱海市市民健診の場合は③④の場合は記載がございます。
乳腺もガンを含めたしこりも白く映るため、ガンを見つけにくい……。
一般に「乳腺濃度」は若年者ほど高く、20~30代の方の乳ガン検診では、マンモグラフィよりも超音波検査のほうが適しています。
日本人は高齢でも「乳腺濃度」が高いままの人が少なくないので、一概に“40歳を過ぎればマンモグラフィがよい”と言い切ることはできません。
現在、日本人の40%がデンスブレストと言われています。
しかし、マンモグラフィは乳房内の「石灰化」の発見に適した検査です。マンモグラフィ検査で「石灰化」を見つけることは、乳ガンの早期発見にもつながります。
だからこそ乳ガン検診に際しては、自分の「乳腺濃度」を知ることともに、定期的な受診が大切です。