言語聴覚士

この職種を目指したきっかけや熱海所記念病院を選んだ理由を教えてください。

自分自身が「吃音（きつおん）」を持っていることもあり、心理職や言語聴覚士に興味を持ちました。

上京し、大学に通っている中で恩師と出会い、言語聴覚療法について深く知ったことで、憧れが強くなりました。ただ、国家試験の勉強はかなり大変でした…。

ちょうど実習の時期がコロナ渦に重なり、実習に行けなくなりました。その代わりに毎日様々な病院のＳＴが大学の講義に来ていました。

ＴＭＧの先生も多く来てくださっており、内容もかなり面白かったのでＴＭＧの中から就職先を選ぼうと思いました。

様々な病院へ見学に行き、雰囲気の明るさや挨拶などの活気から熱海所記念病院を選びました。

入職後の働き方や職場の雰囲気について教えてください。

１年目は臨床に出る前に、必要な知識の学習や確認ができる場や、見学の機会も多いので、不安のない状態で臨床へ出ることができました。

また、その後も先輩へ相談しやすい環境なので、常に成長できる職場です。

日々心掛けている事を教えください。

患者さまにとって少しでも「楽しいリハビリ」になるように心掛けています。

受傷や入院により不安や精神的な落ち込みを持たれている方が多いので、機能改善はもちろんですが、そのうえでどうすれば少しでも前向きになれるかを考えています。

たくさんお話しすることやギターを使って一緒に歌を歌うこともあります。

やりがいを教えてください

言いたい事を伝えられず心を閉ざしがちになってしまっていた失語症の方と訓練やコミュニケーションをとっているうちに徐々に言いたいことが分かるようになり、ご本人も自信を取り戻していく姿には、かなりやりがいを感じました。

人間にとってコミュニケーションがいかに大切かを強く意識しました。

今後の目標を教えてください

治療技術を磨きつつ、その中で自分らしい介入をしていきたいと考えています！